トサカはジャニーズをグラフで考える

気になることを詳しく知るためにはグラフで見てみるのが一番です。SMAP解散騒動をきっかけにジャニーズが気になり始めました。活動期間の長さ、シングル売上、Twitter上のトレンドなど、いろいろな数字を調べながらジャニーズをグラフで考えます。ブログを書いているのは遠藤セイジ、情報系の企業で働いています。30代後半、2児の父。

「セシュレル」はメジャー美白化粧品と比べてグラム単価が安い

美白化粧品「セシュレル」が話題になっている

Yahoo!知恵袋の「スキンケア」カテゴリで、美白化粧品の感想を聞いているものがランキング1位になっていました。商品名は「セシュレル」です。

 モノを買うときは、「得られること」と「価格」の両方が気になります。上の質問では、「得られること」(美白の効果)の話が多く出ていました。

 それでは、もう片方の「価格」についてはどうでしょうか。「セシュレル」メジャーな美白化粧品と比べて価格的には高いのでしょうか、それとも安いのでしょうか?

結果:グラムあたりの単価が安い

さっそく調べてみました。比較に使ったのは、価格(円)と容量(グラム)です。その結果、グラムあたりの単価が安いということがわかりました。

グラフはこちら。

「セシュレル」のグラムあたりの単価

 セシュレルの1グラムあたりの単価は98円(10グラムで980円)、その他3社は単価が114~252円でした。

比較対象と価格

比較対象にした美白化粧品について

「セシュレル」と比較したのは

「HAKU」(資生堂)

「ソフィーナ」(花王)

「ホワイトショット」(ポーラ)

の3つです。

 売上高の上位3企業を調べ、それぞれGoogle検索で「美白 化粧品 (企業名)」の結果、出てきたものと比較。
売上高の順位は美容経済新聞の記事(2014年3月4日付)を使いました。

価格について

セシュレルの価格(980円)は販売サイトのモニター参加者用価格を使っています。
(販売サイトには、購入の選択肢として980円しかありませんでした。)

資生堂とポーラの商品は公式サイトに通販のページがあったので、そこの価格です。

花王の商品は公式サイトに価格表示がなかったため、Amazonの価格を使いました。

セシュレルの販売会社について

販売されている会社について、会社概要には店舗名「リアルビューティーケア」、運営会社「株式会社リアルネット」とあります。リアルネットさんは、「スマートフォンマーケティングスマートフォン集客のスペシャリスト」とのこと。

得られることと価格のバランス

今回調べてみて、セシュレルはグラムあたりの単価が安いことがわかりました。ただし、最初に書いたように、モノを買うときは「得られること」と「価格」の両方が気になります。

 「得られること」として「ブランドイメージへの満足感」を求める場合、「株式会社リアルネット」の化粧品で他の3社と同じような満足感は得にくいでしょう。

 一方でブランドイメージよりも「美白の効果」を求める場合、セシュレルは試してみる価値があるかもしれません。そういうときに「価格的に他とどれくらい違いがあるのか」は大切な情報になります。

 今回の記事が「得られること」と「価格」のバランスを決めるときの一つの材料になればと思います。

 

遠藤セイジ